yoshinoraicho’s diary

30代の日々(吉野雷鳥日記)

市販薬依存症 知られていない

今日の京都新聞の見出し欄に市販薬依存の記事があった。

覚醒剤などの違法薬物依存は、最近でも有名人の逮捕報道によって知られているが、市販薬依存という言葉は初めて知った。

市販薬でも依存症になりうるの?と疑問に思ったが、記事によると、「風邪薬や鎮痛剤、咳(せき)止め薬など市販薬の一部には、神経を興奮させるエフェドリンコデインなど、依存を起こしやすい成分を含む。」と書いてある。

大量に摂取することで高揚感を得ることができるそうで、ストレス解消目的などで買い求めるそうだ。

記事では夫が依存症の女性が取材されていた。

 

依存症とは違うけど、前の職場において、同僚の女性とおしゃべりしていると、頭痛がするときはすぐに頭痛薬を飲むと言っていたことを思い出す。

頻繁に頭痛薬を飲んでいたら効かなくなって、さらに強い頭痛薬が必要になってくるんじゃないかと思った。でも女性は頭が痛いともうどうしようもなくて仕事ができないから飲むと言っていた。

自分もたまに一日どうしようもない日が一年のうち数回ある。寝起きから頭が重くて、痛くなってきて、吐き気やめまいを感じ、だるい。調べてみると、どうも気象病というやつだと分かった。気圧の変化に弱いのだ。

元々私は幼い頃から耳が悪くて、しょっちゅう中耳炎を起こしていた。平衡感覚を司る三半規管が良くないのだろう。

そういう時頭痛薬を飲みたくなるが、飲まないことにしている。しんどさが過ぎ去るのをじっと待っている。頭痛薬を飲むと飲む癖がつきそうで飲みたくないし、根本的な解決にならない。一時しのぎでしかない。

テレビCMで頻繁に市販薬の宣伝を見るが、所詮製薬会社は人々のためではなく安易に薬に飛びつかせて儲けたいという意図が見える。

自分の身は自分で守るしか無い。ストレスを感じてもそれをうまく解消するのも自分でうまくやっていくしかない。