yoshinoraicho’s diary

30代の日々(吉野雷鳥日記)

同僚が会社やめるってよ。

先週末、急に同僚(といっても年齢は下で27歳)が「僕、今年いっぱいで辞めますんで~」と言ってきた。

 

別に驚きはしなかった。

 

数ヶ月前にも彼と親しかった人が会社を辞めていき、自分も辞めようかなぁとそれとはなしにつぶやいていたので。

 

あ、そう、という気持ち。

別にいいんじゃないだろうか。

 

彼は高校を卒業してから今の会社に入ったので10年近く働いてきた。

自分もそうだったが、30歳前になると自分はこのままでいいのだろうか、と色々考え始める。

もっと他の仕事に就いてみたい、他の会社に入ってみたい。違う世界を知りたい。

1つの会社でしか働いたことがないとそこの世界しか知らずに終わってしまう。

それが怖いというか嫌だというか、そんな気持ちになるのもとても分かる。

 

なので私は全く引き止めるつもりはない。

 

去る者は追わず。

今の若いうちに飛び出していくのはいい。

 

たしかに今働いている会社は旧態依然の体質でDXなんて異世界の話だと本気で思っている人ばかりだ。

若い人は特に窮屈に感じるかもしれない。

ただ、今まで数社働いてきた私から見ると、驚くほどゆる~いのんびりした会社だ。

一部に自分勝手な奴はいるがそんなのはほっておけばいいし、残業はないし、休憩時間もしっかりとあるし(ただし給料は低い。一般企業の半分~3分の2くらいだと思う)。

 

そもそも会社に骨をうずめるつもりもなく、出世したくもなく、とりあえず貯金ができて贅沢しなければやっていけるだけの給料をもらえて、プライベートで取り組んでいる資格試験や勉強の時間をしっかりとれるこの会社は私にはピッタリだ。

 

1つの会社しか知らないせいか、彼はちょっと世の中をなめている言動をすることがあるので、いかに今の会社が彼に甘くしてくれていたか、別のところで働くことで痛感するだろう。

それも彼のためになるだろう。

 

ぜひ荒野を目指して欲しい。