包丁研いだ。
昨日日曜日、実家の野菜切る包丁と肉を切る包丁の計2本を研いだ。
親は刃物を研ぐのが嫌いでやらず、数年前に自分が帰省していた時に研いで以来だ。
全然研いでいなかったのでサビも付いているし大きい刃こぼれもたくさんある。
まずはサビ落としの石を使ってサビを落とす。
意外と落ちる。
そして研ぎ開始。
刃こぼれが無ければ中砥で研ぎ始めることができてすぐに終わるが、刃こぼれがあるとなかなかにしんどい。
刃がえりをつくって、次に反対側を研ぐ。で、また刃がえりをつくる。
これを繰り返して刃を研ぎ落としながら刃こぼれを無くしていく。
なんとか刃こぼれが無くなる。ここまでが時間かかる。
ダイヤモンド砥石で研いだ刃は荒く研がれてはっきりとした刃筋が残っているので、次はダイヤモンドよりも目の細かい荒砥で刃筋を細かくしていく。
で、次に中砥。これでさらに刃筋は細かくなる。
最後に仕上げ砥。これでピカピカに刃は光りだす。
やれやれ、久しぶりに研いだのでかなり時間がかかった。
刃を研いでいる間は無心になれる。
ひたすらにシュッシュッシュッと腕を動かすだけ。
頭のリフレッシュになり、禅やマインドフルネスの行為に近いと思う。
試しに切ってみるとスイスイ切れるようになって嬉しい。