コロナ探知犬
今日の朝日新聞におもしろい記事があった。
『仏の水際対策 コロナ探知の訓練犬』
記事によると、フランスで、コロナ感染者を嗅ぎ分ける探知犬が活躍しているそう。
探知率もかなり高いと言う研究者もいる。
嗅ぎ分けの秘密はウイルス特有の"におい"。
新コロの表面にはスパイクたんぱく質などの特徴的な構造があり、犬にはこうしたたんぱく質を嗅ぎ分ける能力がある。
デルタ株も分かるし、新たな変異株がもし現れてもにおいを覚えさせれば対応できる。
10分間で40人ほどを調べられるので効率が高く、検査費用も節約できるそうな。
麻薬やガンの探知犬は聞いたことがあったけど、コロナ探知犬まで出てきた。
知らなかったのが、ウイルスにもにおいがあること。
においがしているなんて思ってもみなかった。
犬の嗅覚の鋭さは計り知れない。
これからも何か分析する際に分析機器では(人間の作り出す知恵では)どうしても難しい時に、においからアプローチできれば、犬の突出した嗅覚が頼りになるかもしれない。
しかし、それを訓練させる訓練士の技術がものを言うから、結局は人次第か。