yoshinoraicho’s diary

30代の日々(吉野雷鳥日記)

コロナ探知犬

今日の朝日新聞におもしろい記事があった。

 

『仏の水際対策 コロナ探知の訓練犬』

 

記事によると、フランスで、コロナ感染者を嗅ぎ分ける探知犬が活躍しているそう。

探知率もかなり高いと言う研究者もいる。

 

嗅ぎ分けの秘密はウイルス特有の"におい"。

新コロの表面にはスパイクたんぱく質などの特徴的な構造があり、犬にはこうしたたんぱく質を嗅ぎ分ける能力がある。

デルタ株も分かるし、新たな変異株がもし現れてもにおいを覚えさせれば対応できる。

10分間で40人ほどを調べられるので効率が高く、検査費用も節約できるそうな。

 

麻薬やガンの探知犬は聞いたことがあったけど、コロナ探知犬まで出てきた。

知らなかったのが、ウイルスにもにおいがあること。

においがしているなんて思ってもみなかった。

 

犬の嗅覚の鋭さは計り知れない。

これからも何か分析する際に分析機器では(人間の作り出す知恵では)どうしても難しい時に、においからアプローチできれば、犬の突出した嗅覚が頼りになるかもしれない。

 

しかし、それを訓練させる訓練士の技術がものを言うから、結局は人次第か。