yoshinoraicho’s diary

30代の日々(吉野雷鳥日記)

気分転換に田舎へドライブに。

今日は有休を取った。

私は家にいるのが好きで、休みの日に人で混むところへ行くのが好きではないが、今日は平日休みでせっかくなので昔祖父母が暮らしていた田舎へドライブしに行った。

 

車で混む幹線道路を抜け山道に入っていくと車はほとんど走らなくなり、気ままにのんびり運転できる。

今日はとびきり天気が良くて、車の窓を少し開けて温かい風を車内にいれながら走った。

次第にカーラジオの電波にノイズが混じってくる。

田舎に来たなぁと感じる。

 

行く途中に道の駅がいくつかあり、道の駅が好きなので、その都度立ち寄って地場産品を物色する。

米粉で作ったクッキーがおいしそうで購入。

あとかぎ編みのクマの形をしたコースターとアクリルたわしも購入。

コースターが1つ80円、たわしは1つ100円。

都会の人は使ったことがないかもしれないが、アクリルたわしはとても優秀な食器洗い道具で、洗剤を使わなくても油汚れが落ち、とってもエコである。

オススメしたい。田舎の産直市場に行くとたいがい売ってある。

 

まず民俗資料館へ行った。

その地方で昔米作りに使った道具・機械が展示されている。

受付の人もおらず無料開放されていて、自分で電気をつけて見学する。

昔の道具が置かれているのはいいが、名称だけ書かれた札がそれぞれに貼ってあるだけで、どう使われるのかが全く分からず見ていてすぐに飽きた。

そして20年ぶりくらいにその近くにあるスーパーへ行った。

昔小学生だった頃にそこで祖母にマンガを買ってもらった思い出がある。

残念ながらすでに本屋の店舗は無くなっていた。

野菜ジュースだけ買った。

 

野菜ジュースを飲みながら次に向かうは水汲み場。

山の伏流水が汲める水場があって美味だそうで、週末ともなると汲みに来る人たちで混むそうだ。

行ってみると誰一人おらず、急がずに水筒に汲むことができた。

汲み場にたたずむお地蔵さんに手をあわせてから、次の目的地の温泉へと車を走らせた。

 

どちらも小さめの内湯と外湯が1つずつあるだけの温泉だが、とても清潔な感じがあり、湯の温度も高くなくじっくり入ることができた。

平日休みの特権は温泉に発揮される。

休日は混む温泉も平日ならほとんど人がいない。いわんや昼間においてをや。

一人贅沢に風呂を独占し湯に浸かる幸せよ。

外湯に浸かって暑くなると上がってベンチに座り、春めいた風に当たりしばし瞑想。

 

温泉が好きなのは何も考えずボーッとできることにある。

人間には脳の情報整理のために、何も考えない時間が大切であるそう。

それには温泉がとても有効である。

心身ともにリラックスでき、また体を温め、免疫機能を上げることもできる。

温泉万歳!

 

最後に見晴らしの良い展望台へ車を走らせた。

持ってきたバーナーの上にコッヘルをのせ、その中へ先程汲んだ水を入れて沸かし、ドリップバッグコーヒーを淹れた。

風でそよぐ木々を見、太陽の光を浴びながらコーヒーをすする。

持ってきた本も読む。

しばし体を横にし目をつぶり、木々のざわめきを聞く。

とてもゆったりとした時間を過ごした。

 

夕方になると一気に冷え込んでくるので、その前に帰る。

まだ帰宅ラッシュにはかからず、スムーズに帰ることができた。

 

やはりたまには出かけるべきだな。

とてもいい気分転換ができた。