yoshinoraicho’s diary

30代の日々(吉野雷鳥日記)

ラジオ好き回顧録3

今日は途中から雨降り。濡れながら自転車で帰った。

 

言わずと知れた『オールナイトニッポン』。これを聴いていた年配の人は多いはず。昔はビートたけし中島みゆき吉田拓郎などなど超有名人もやっていた番組。

ま、さすがにリアルタイムじゃもちろんない。

私の時のパーソナリティで覚えているのは、T.M.Revolution西川貴教(たまに聴く程度)・ナインティナインネプチューン。今思い出そうとしても他の曜日の芸能人が思い出せない。

オールナイトニッポンで一番楽しみだったのがネプチューン。内容は全然覚えてないけどとにかく三人の話が楽しみだった。たしか金曜日だったような。しかしネプチューンの担当は終わりを告げ、その後継がホリケンとビビる大木。まさか一番トークで心配になりそうなホリケンが残るとはたまげた。しかしビビる大木がやはり安定感のあるサポートをしてハラハラせず、これはこれでおもしろかった。

ナインティナインは毎回聴いていたわけではない。というのも裏番組が松本人志の『お放送室』があったからだ。優先していたのは『放送室』。たまにそこまでトークに興味が持てない時はナインティナインを聴いていた。『放送室』は松本人志放送作家の高須さんのトークがおもしろいのはもちろん、合間の懐メロ意外はBGMが無くてたんたんとしていたのがとても好きだった。

オールナイトニッポンの特別枠というわけではないけど、サタデースペシャルというのがあって、それのパーソナリティをしていたのが福山雅治だった。

 

私は叔母の影響で高校生の頃から福山雅治のファンになった。それまでは『HELLO』『桜坂』くらいしか知らなかったが、『Dear』というベストアルバムをなぜか叔母が貸してきて、家で聴いているといい曲がたくさんあった。『追憶の雨の中』『ただ僕が変わった』『GOODNIGHT』『約束の丘』『IT'S ONLY LOVE』『恋人』『1985年 FACTORY STREET 夏』『明日へのマーチ』『MESSAGE』『巻き戻した夏』などなどなど。

この番組のコーナーでエアチェックに心血注いでいたのが『魂リク』のコーナー。なんと福山が毎週番組終わり間近になると1曲生ライブしてくれたのだ。

これをMD(もはや化石)に録音することに毎週必死だった。AM放送なので音の乱れがひどく、ほとんど雑音まじり。毎回自分の部屋の中のきれいに音が入る場所を求めてアンテナを動かしていた。きれいに入ったと安心するのもつかの間、中国・朝鮮放送が割り込んでくる。ものすごく腹が立っていたのを思い出す。それでも毎週コツコツと録りためていた。

未だに実家に置いてあるが経年劣化なのかMDコンポに差し込んでも再生されない。

中高時代の思い出がそこには封入されたままだ。

福山雅治ファンだが、ファンなのは『それがすべてさ』あたりまで。それ以後の曲はほとんど知らない。

スピッツと同じで福山雅治も世間的に知られていないけどいい曲がたくさんある。もっと知ってもらいたい。

例えば『Girl』『この国を』『もっとそばにきて』『ふたつの鼓動』『みつめていたい』『そのままで』『愛は風のように』『僕らの愛は今日も忙しい』『DRIVE-IN THEATERでくちづけを』。たまに聴きたくなる。