yoshinoraicho’s diary

30代の日々(吉野雷鳥日記)

会社の先輩は反面教師

私が今所属している会社内のグループは、私と同期と3人の先輩の計5人で構成されている。

このなかよし先輩3人はいつも会社の不満や他の社員の悪口ばかりしゃべっていて(朝から!!)、聞かされる私はほとほと嫌な気分になる。

同期はもう完全にその年輩グループの一味になっているので、この嫌な気持ちを彼にしゃべるわけにはいかない。

 

能力的には優れた人たちで実際会社の売上にとても貢献している。

ただその自覚があるがゆえに、相対的に能力が落ちる他の社員の悪口や、自分たちの仕事に対する報酬が釣り合っていない、と会社への文句を毎日ベチャベチャ話している。

 

今まで2社違う会社で働いてきたが、どこにでもこういう人たちはいる。

派閥や仲間内グループをつくり、攻撃する対象を共有して一体感を得て楽しむ。

 

ばかばかしいし卑しい。

 

能力はあるけどその人達は欠点もある。

一人は以前リーダーをつとめていたグループで、メンバーたちから「もう、ついていけない」とボイコットをくらいメンバーから外された。

もう一人は何も連絡なしに無断欠勤することがよくある。

残り一人も会社に隠れてアルバイトをしている。

 

皆、いいところもあれば悪いところもある。

それを社員がお互いに補い合うのが組織ってものだろう。

 

それに今は能力的に優れていたとしても、例えば加齢や病気などで以前よりも仕事ができなくなった時、会社からどういう受け止められ方をするか想像したことはないのだろうか。

自分の欠点は棚に上げて「俺はできるんだ!!」で通してきた人が、できなくなったら。

その時こそ、次は自分が周りから悪口や文句を言われる番になる。

「こいつらは人の悪口ばかり言っていて、なおかつ仕事もできない」と。

 

お互いさまで成り立っている会社組織を理解できず、自身の能力に自信があるなら、すぐにでも独立したほうがいい。

そしたら自分たちの能力で稼いだ分丸々自分たちの収入になるのだから。

 

しかし、その気配は全くない。

独立しようぜ、とかいうことは全く話に出してこない。

 

なぜならそれぞれ家族をもっているから。

 

しかし家族がいるからというのは言い訳だし、家族を言い逃れの責任にしている。

リスクを負いたくなくて、安全な場所で文句をくっちゃべっていたいだけ。

 

それはずるい。