「松のや」のロースカツ定食最高。
昨日の休み、どうしてもカツが食べたくなって松屋フーズの松のやに行った。
決まってロースカツ定食。550円なり。
しかし今キャンペーンかなんかでPayPayで決済したら10%の55円分返ってきた。
このロースカツは衣がサクッッッッ!!としてて脂身もあってチェーン店の味とは思えないうまさ。
そしてなんといってもごはん・味噌汁おかわり自由という太っ腹。
いつもごはんと味噌汁を一回おかわりする。
味噌汁をおかわりする時はわかめは入れない。ここのわかめおいしくないから。
お腹いっぱいになったところで熱いお茶を飲んで口さっぱりしてごちそうさま。
チェーン店ではかなりコスパのいいお店だと思う。
カツはなんとなく備え付けのソースをつけて食べていたが、今日職場の松のや大好きおじさん(週に2,3回行く。)にそのことを話すと
「バカ野郎!!」
と言われた。
「ソースの味しかしなくなるだろう!ソースと一緒に置いてある『博多の塩』をかけて肉のうまみを感じながら食べるんだよ!」
と言われ、おぉ、確かに。
ソースの味濃いなぁと思ってはいたがなんとなくつけていた自分がばかだった。
そうだな、塩をつけて食べればいいのだ。それでいいのだ。
『食える仕事 食えない仕事』を読んで。1
以前の記事で今の会社を辞めようと考えていることを書いたが、先日会社には退職願いを出し、現在転職先を探しているところ。
そんな時、図書館でたまたま『食える仕事 食えない仕事』(渡邉正裕著、東洋経済新報社)という本を見つけて借りて読んでみると、とてもいい本で転職を考える上で読んで良かった。
なぜ主要先進国の中で日本だけ賃金が下がり続けているのか。それが分かった。
それは簡単に言えば、他の先進国に比べ業務のIT化・AI化が全然進んでおらず、生産効率が低いためだ。
他の先進国はIT化・AI化を促進させ、労働時間を減らしながら賃金のアップを実現させている。
2018年までの20年間でイギリス83%・アメリカ75%・フランス66%・ドイツ56%賃金が増え、IT化を急速に進めた韓国は2.7倍にもなったそうだ。
キャッシュレス化を進めた国ほど賃金が上がっているという相関関係もあった。
日本を見ればキャッシュレス化はあまり進んでいない。
都会である京都でも未だに現金で支払う人を多く見る。
キャッシュレス化が進まない理由は高齢者の割合が他国よりも高いからだと思う。
年をとった人は変化を拒む傾向にある。
新しいことに順応するのが億劫でめんどくさい。
企業の役員も高齢な人が多いからなかなかIT化・AI化を導入する気が起きない。
また導入すると自分の仕事が奪われるのではないかという危機感から拒絶しようとする。
だから日本ではIT化・AI化は進まない。
これでは労働生産性が悪く労働時間が長くなる。
また民族性も関係してるだろうけど、欧米は働くことをあまり美徳と考えてない。しかし日本は働くこと、特に長時間働くことが美徳だと思っている節がある。
そんな考え方の違いもあって欧米人は機械に働かせればいいものはさっさと機械にまかせようとするだろうし、一方で日本はそんな考えはなかなか生まれないのではないか。
そうこうしているうちに他の先進国と相対的に日本の経済力は低下し、貧困国になり下がろうとしている。
特に日本は労働力人口が少ないのだから積極的にIT化・AI化を進めて少人数で業務を行えるようにしなければいけない。しかし政府は経団連の圧力で労働力人口を増やすために外国人労働者の受け入れを進めようとしている。
しかし順序が逆で、まずはIT化・AI化を進めて、それでも人が足りなければ外国人労働者を受け入れるというのが本来の手順だ、という著者の考えは全くその通りだと思う。
外国人労働者は安い賃金で雇える。そうするとそれに引きづられて日本人の給料も下がってしまう。経団連としては給料を下げたいという思惑がみえみえで腹が立つ。
地域おこし協力隊の定着率低い。田舎暮らしは都会人はほとんどの人ムリ。
ちょっと前の日経新聞(2020.7.25)に「隊員、1年以内に25%退任」という記事があった。
弘前大学の先生が受け入れ自治体からの回答を集計して分かったことだとのこと。
半数近くは住民や行政との関係で悩みを抱えていた。
隊員としての活動を終えその地域に定住しても3~4年後に25%が、7~8年後には43%が離れていたとのこと。
地域おこし協力隊は受け入れ自治体や地域次第で天国にも地獄にもなると思う。
ただ国からの補助金目当てで隊員を募集してるだけで、隊員をサポートする気はほとんどなくやる気ゼロの自治体もあると聞く。
地域によってはとても閉鎖的でよそ者を受け入れる気はさらさら無く孤立して辞めてしまうこともあるだろうし、地域おこし協力隊制度はちぐはぐな感じがする。
田舎への定住促進事業もそうだけど、自治体と住民ともにウエルカムでないとやっていけない。
いくら自治体職員がやる気があっても、そこの住民が閉鎖的だったらうまくいかない。
私は地方都市で育ったし、大学出た後に東北のくそド田舎に数年住んでいたことがあり、田舎の人間のことは多少なりとも分かっているので、それなりに対処できると思う。
よく都会育ちの人が定年を機にのんびりとしたいからと田舎へ移住するのを聞くが、やめておいたがいいとすごく思う。
都会の人間が田舎に住むハードルはとても高いんじゃないか。
自然が多いからのんびりとはできるけど、人付き合いでのんびりできない。
常に周りから監視されていると思っていいし、いつのまにか自分のことが周りに知れ渡っていることなんてざら。
田舎に光通信が整備されるのが遅かったのは、恐らく光より早く情報が住民ネットワークで広まるからだったのだろう。
地域の和を乱すようなことになれば村八分になるし、スーパーや病院などの店も少ないから選択肢が少ない。
集会や行事もよくあって基本参加しないといけないし。
あと田舎の人は皆やさしいなんて幻想。強欲で嫌な奴も当たり前にいる。
都会の人が田舎に住むメリットってほとんどないと私は思う。
たまに旅行に行ったりして、普段は都会の便利さを享受しているのがベストじゃないのか。
もし移住するとしたら、地域選びは慎重にしないといけない。
よそから来た人たちがたくさんいて定着しているのであれば安心材料になる。なにかあってもその人達に相談できる。
あとはその地域は近年になってよそから来た人たちが土地を切り開いた地域であれば、オープンな土壌ができているから入りやすい。
HARD・OFFへ・・・2。カセット。
昨日HARD・OFFへ行ったが、会社のおじさんに
「カセットもカゴにたくさんあるぞ。俺は全然チェックしてないけど。」
と言われていたのでカセットも楽しみにしていた。
しかし、見てみると演歌や歌謡曲ばかり・・・。予想通りだった。
私が中学生のはじめ頃まではカセットを使っていた。
レンタルCD屋から借りてダビング。そして友達と交換。
巷ではカセットが再加熱してるそうで、私も久しぶりにカセットで音楽を聴きたくなった。
ボタンを押して差込口をパカって開いてガチャって差し込んでバンって閉じて。
再生ボタン押すとテープが回り始めて聴こえてくるあの一連の動作も今やると新鮮で楽しいだろうなと思ってきた。
来年の3.21には大滝詠一のロンバケが今流通してる記録媒体全てで販売される。
CDはもちろん、カセットのロンバケが欲しい!
カセットは小さい長方形でこじんまりしてて確かにいいな。
当時は巻き戻すのもめんどくさくてMDが出てきた時は衝撃ですぐ飛びついた。
しかしもはやMDの姿かたちは見る陰もなく20代以下の人は存在すら知らないだろう。
昔はめんどうに思っていたものが、どんどん世の中が便利につれて懐かしくなってきて再度やりたくなるっていうのは人間の性なのだろう。
カセットデッキ買ったらカネコアヤノのカセット買おう。
HARD・OFFへ・・・。大滝詠一など。
今日は肩透かしを食らうほどの暖かさだった。
まぶしい夕日が会社の窓に注ぎ込まれていた。
仕事の帰り道にHARD・OFFへ寄る。
職場のおじさん情報で、よしだたくろうの「ともだち」LP帯付きで200円であったぞという話を聞き、久しぶりにHARD・OFFへ行きたくなった。
特にそのLPが欲しいわけではなくただの物色しに。
LPコーナーの面だし箇所にはヤマタツの「BigWave」「Melodies」、大滝詠一の「EACHTIME」重量盤が私の目についた。
3,4千円してる。買いたいとは思えないな~。
その額出してまで買うものではないしな。
今一部の外人音楽ナードが7,80年代の日本のシティポップを買い漁っているという話は聞いたことあって、値上がりしてきているのか。
確かに数年前からYouTubeであがっているヤマタツの曲のコメント欄に外人のコメントが増え始めた記憶があって、今やそっちの方がコメント数が多い。
ネットを通じてあらゆる情報が世界中で共有される現代社会に生きている感がわく。
ヤマタツだけでなく、ぜひ大滝詠一もさらに外人に評価されて、逆輸入で日本の若い人に名を知られて欲しい。
最近ではアニメのOPに使われたし、映画の挿入歌にもこれから使われるそうだし、大滝詠一の曲が聴かれ続けて欲しい。
欲を言えば、大滝詠一といえばなんでもかんでも「君は天然色」ではなくて、ぜひともロンバケ以前の不遇時代(ノベルティーソング時代)の濃い~世界を知って欲しい。
ハマる人はずっぽりハマってしまう世界がそこには待っている。
Niagara, forever !!!!!
秋になると『HOSONO HOUSE』が聴きたくなる。
親が送ってくれる朝日新聞の土曜日版のbeにシェルパ斎藤がのっていてなつかしい。
子供の頃からアウトドアが好きで中でも雑誌BE-PALを読むのが毎月の楽しみで親にねだって買ってもらっていた。
シェルパ斎藤とサラリーマン転覆隊の読み物が好きだった。
しかしもう十数年買っていない。
だんだん商品紹介ばかりになってきてつまらなくなり読まなくなった。
シェルパ斉藤の本が読みたくなって図書館に行って借りる。
このイラストもなつかしいな。
図書館で鼻をズズッズズッとすする奴がいてホントに腹立つ。
鼻すすりの音は不快すぎる。デリカシーがない。気持ち悪い。
またそんな奴が子供たちの父親なんだからどうしようもない。
秋も深まり冬が近づいてくると細野晴臣の『HOSONO HOUSE』が聴きたくなってくる。大滝詠一と並んで宅録のはしりで、はっぴいえんど解散後の細野晴臣の初ソロ作品。これはもう名作の名作。
音から伝わってくるのどかな空気感がとても良い。
高校生の時から聴き続けている。
特に「終わりの季節」「恋は桃色」がおすすめ。
2曲ともYouTubeで矢野顕子とのデュエット映像があってそれもなお良し。
最近の人で、こういう音からやわらかさが伝わってくる音楽を作ってるのは笹倉慎介。YouTubeで公式であるのでこの人もぜひどうぞ。