yoshinoraicho’s diary

30代の日々(吉野雷鳥日記)

四条大宮へ観光

昨日四条大宮付近の観光に行った。

まずは壬生寺のすぐ近くにある「清宗根付館」へ。

根付専門のコレクション館で興味があった。

もともと武家屋敷だった建物を利用していて、その中にもう根付根付根付・・・と根付がたくさんガラスケースの中にあった。

とにかく小さい中にとても細かい細工がされており、完成までに費やすであろう時間を思うとため息がでた。和服姿の女性や鈴虫やら象や龍やネズミなどモチーフはたくさんあった。

根付はもともとはただの携行品の留め具だったものを皆が個性を出したくて色々工夫をこらしたものが作られるようになった。

昔から日本人は没個性的民族ではないしストラップ文化が根付いていたことが分かる。昔はもっとおおらかで楽しく生き生きと人々は暮らしていたことが伝わってくる。

日本人が没個性的と言われるようになったのはおおらかさが失われた近代になってからだろう。

江戸・明治・大正時代の作品を期待していたのだが、現代の作家の作品が多かった。

建具が矢羽根網代、長い縁側から見える庭、立派な水屋、建具の金具、モダンな照明など根付以外にも見るべきものがあって見応えあった。

インターネット割引があってホームページには割引画面をプリントアウトして提示してもらえれば割引します、と記載してあったが受付の方にスマホで画面を見せたら割引してくれた。

周りの街の喧騒は隔たれたゆっくりとした時間を過ごせる。

 

根付館を出たら13時近くになっていたので会社の人にすすめられていたラーメン店「京一」へ。

中に入ると昔ながらの大衆食堂の雰囲気が残る店構え。壁にたくさんの品書きの短冊が貼ってあるのも嬉しい。

オーソドックスのラーメンを注文。あっという間におばちゃんがラーメンを持ってきたのでびっくりした。

スープはにごった醤油色。特段うまくはない。甘め。

麺はそんなにおいしくない。

私の好みではなかった。

「ハマムラ」もそうだけど京都ラーメンはスープが甘めなイメージがある。

サッと食べてすぐ出た。

 

口をさっぱりしようと喫茶店「ハットリー」へ。

ここも昔ながらで、雰囲気も落ち着いていてすごくいい。

ケーキセットでコーヒーとチーズケーキを注文。

ここのコーヒーがとてもおいしかった。

最初口につけた時ものすごく熱くてやけどしそうになった。

カップもしっかり温めているためだ。

酸味も少なく雑味がなくてホントにおいしい。おかわりしようとしたほど。

チーズケーキはまぁ、うん普通。自家製ではないと思う。

新聞をザッと読みながらコーヒーを飲んで過ごした。

久しぶりのヒットな喫茶店だった。

 

最後に「ヤオイソ」に行って念願だったフルーツサンドを買って帰宅。

家でもまたコーヒーを淹れてフルーツサンドを食す。

フルーツがたっぷり入っていてクリームもさっぱりしていておいしい、がパンが貧相でパサパサでイマイチなのが残念。

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のんびり過ごせた土曜日だった。