『マーケット感覚を身につけよう』を読んで。
ついにアメリカ大統領選挙が終わりを迎えようとしている。
どちらが勝つのか・・・。
といってもちゃんと勉強してないので未だに選挙制度があいまいにしか分からないので偉そうに言えない。
『マーケット感覚を身につけよう』(ちきりん著、ダイヤモンド社)を読んだ。
本書では「売れるものに気がつく能力」「価値を認識する能力」これらをマーケット感覚と呼んでいる。
これからは全ての人にこの感覚が求められ、これを身につけているかいないかで人生が大きく変わってくる。
あるモノ・コトを見ても多くの人にとっては「なんでもない価値のないもの」と認識してしまうことでも、それを「売れる価値に気づく能力」があれば成功する可能性がある。
マーケット感覚は本来人が生まれながらに持っているものではなく、日々世間の出来事やニュースに関して疑問を持ったり自分の意見をもったりすることで少しずつ身につく。
例えば、店で売られている商品をまずは値段を見ずに、自分ならいくら払うかを考えてみる。
単なるコスト計算で算出するのではなく、自分にとってはいくらか、他人にとってはいくらか・誰に向けて売れば最もよく売れるのかなどの視点からもアプローチしてみて価値を決める。
たまに私も店で買物をする時、値札を見る前に自分ならいくらで買うか大体の値段を考えてから値札を見る。(特にアウトドアウェア・ギアなど高い商品。)
見た目・質感・ブランドの価値を考えてみる。
しかしそれだけでは不十分なことが分かった。
他にも
・英語の必要性が叫ばれているけどホントなのか。
・ジャパネットたかたの売り戦略について。
・なぜ高校の全国大会で野球だけあれほど盛り上がるのか。
などなどマーケット感覚からの考え方が色々書かれている。
とても読みやすいのでオススメ。