yoshinoraicho’s diary

30代の日々(吉野雷鳥日記)

高校生のとき もっと勉強してれば行きたい大学に行けた!?

仕事の都合上、化学の知識があったらいいなと思い、Youtube家庭教師のトライがアップしている高校有機化学の動画を見て勉強している。

アルカン・アルケン・シクロアルカンやらメチル基やカルボキシル基などが出てきてとても懐かしい。

今は無料でプロ教師の動画を見ることができて、分かりやすくていい時代だな。

勉強するのが楽しい。

高校生の時は勉強があまり好きじゃなくて予習も復習もせず、テスト前になってあわててやってその場しのぎばかりやっていた。

受験の3年生になってもやる気は起きず、秋頃からこのままでは国公立に行けないと気づいてあわててセンター試験対策を始めた覚えがある。

センター試験はなんとかなった。

というのもセンター試験は完全な実力勝負ではなく選択式のため、答えが分からなくても運次第で当てることができる。2つ3つくらいに絞ることができれば後は運任せ。

問題は2次試験だった。

2次試験は記述なのでちゃんと学力が備わっていないと答えることができない。

私はきちんと基礎を身につけていなかった。さらにセンターに向けて勉強しすぎたせいでプチ燃え尽き症候群になってしまいセンター後から2次試験までの間、あまり勉強に身が入らなかった。

だから2次試験では、基礎がものをいう数学や生物が目も当てられないほど答えることができなかった。

そして見事前期の国立大には落ちた。ガビーン

今思えば当たり前だよな。

もしや受かってるかもと思って合格発表の日にその大学のHPにのった合格者発表を見た時自分の番号がないあのショックはかなり大きかった。

あれが初めての挫折だった。

そう人生甘くないなと身をもってつきつけられた。

同じ大学を受けた友達は受かっていてさらにみじめな気持ちになったのを覚えている。

さあそうなるともう後期しかないからまた勉強をし始めた。

なにがなんでも現役で国公立に行きたかった。

あの頃はまた1年受験勉強なんて嫌だと思っていた。

高校の勉強は好きじゃなかった。

あの年代特有の、世の中を斜に構えていた時期で、受験のための勉強なんてしたくない!早く大学で専門的な研究をしたい!と思っていた。

希望の大学は落ちてしまったから、もう全然行く気はなかったけど後期で応募していたところになんとしてでも入ろうと意気込んでまた勉強を始めた。

つらかった。教室に行っても、ほとんどの同級生は前期で受かってしまっていたからもう学校に来なくなっていて、自分含め前期に落ちた数人で勉強していた。

次第に教室に行くのも嫌になり、図書室でやるようになった。

で、それを気に食わない担任とけんかになり卒業間際になって険悪になったりと散々だった。(今でもその担任は大嫌いだ。)

・・・そしてついに後期試験へ。